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生姜の品種

土佐一号 主要産地の高知県をはじめ、従来のおたふく生姜よりも塊茎が大きく、分茎力の高い品種を育成したもの。現在の国内産の生姜では、この品種からの突然品種などを育成したものが多く、現在では、ハウス生姜も含め国内生姜のシェアのほとんどがこの品種
八郎生姜 当産地の生産者尾下八郎さんが、土佐一号からより塊茎が大きくなる品種を育成、この品種がでるまでにいくつかの同系統の品種が生まれたが、数年後には従来の土佐一号に近くなり、先祖戻りしていたが、この品種は安定した肥大確保があり、なおかつ繊維が少ない品種となったため、平成11年のどっちの料理ショーで当時育種5年目のころ取り上げられ、生産者の名前を取り八郎生姜と名づけた。現在では、当産地の塊茎肥大の大きい生姜は商品名を八郎生姜として販売している。
新高知 平成20年に新たに主産地高知県から、塊茎肥大の良い土佐一号からの変異品種と分茎力の強い変異品種をJAやつしろで育成し、現在JAやつしろ共販者のみに限定し生産を行っている。塊茎肥大の大きいものは八郎生姜に匹敵し、なおかつ貯蔵性も良いことから、現在生産面積も加増中となっている。
バイオ 平成元年に生姜での主要病害である根茎腐敗病の蔓延を受けて、無病種子の確保の観点から、土佐一号の成長点バイオしたウィルスフリーの種子生産を行い、無病生姜の生産を行ってきており、外観や成分は土佐一号と同等ながら、育成段階において樹勢が土佐一号より旺盛な為、収量や貯蔵性は土佐と比べ高く、土佐一号と二分する栽培面積を確保している。

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