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JAやつしろ生姜部会は
熊本県八代市東陽町にあります

八代地域におけるショウガ栽培の主産地である東陽町は、熊本県中南部、八代平野と九州山脈に挟まれて位置し、東西12.15km、南北15.27km、総面積64.56k㎡で熊本市から40kmの地点にあり、気候は年平均15.3度、年間降水量2,437㎜と比較的温暖多雨の気候です。
生姜栽培地の圃場条件としては、大規模に基盤整備している圃場はなく、渓谷状の地形が段々畑状に広がっており、産地の共販農家数は132戸、面積50ha、年間取り扱い荷受け数量1,500t(種子含む1,900t)でありますが、1圃場の平均面積は、350㎡以下の小規模圃場が殆どで、圃場の傾斜もあり、栽培管理は小型の機械や手作業が中心で、非常に作業効率の悪い土地条件となっており、作付けされている地域によっては、生姜畑による棚田百選にも選出され、中山間地特有の形小棚田地域の迫場地域での作付け主体となっています。

町をあげての一大イベント"ショウガ祭り"

当地では、古く大正末期からの種ショウガの産地として、一部の地域で始まり、70年の米の生産調整を契機として、急激に水田を利用した作付けが増加し、ショウガの産地が形成され、現在では県全体の39%(町内作付75ha)を占め、町の特産品となっており、10月第4日曜日には、ショウガの収穫作業を告げるショウガ祭りが、ショウガの作柄を見極める品評会と共に開催され、今ではすでに37回を数え、県内外など各地から3万人を超える人が集まる町あげての一大イベントとなっています。

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